院長ブログ

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2021.09.30更新

「発達障害」は、複数の障害を一つのカテゴリーにまとめた総称です。

 主な障害として以下の種類があります。

 

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① ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)

   ASDは、人との関わりやコミュニケーションに困難が表れている障害です。

   興味や関心が狭い範囲に偏りやすく、独特な行動をとったり、こだわりが強い傾向にあります。

   感覚が人よりも敏感なことも見受けられます。

 

 

ASDの特徴

・グループでの業務や共同作業を行うことが難しい。

・コミュニケーションがうまくかみ合わないため、会話のキャッチボールが苦手。

・伝えたいことを言葉にまとめることが苦手で、雰囲気を壊す発言をしてしまうことがある。

・相手の立場に立って考えることが苦手。

・自分なりのやり方やルールにこだわる傾向にある。

・最後まで物事をやりとげることが困難。

・音や照明などに過剰に敏感であったり、逆に鈍かったりする。

 

 

 

② ADHD(注意欠如多動障害)

   ADHDは、ケアレスミスが多かったり、じっとしていられないなど、

 「不注意、多動、衝動性」といった症状や特徴が表れている障害です。

   ADHDの方は、幼少期から失敗経験が多く、自分に自信が持てず、否定的にとらえてしまう方もいます。

 「不安」「うつ」などの二次障害を発症される方も少なくありません。 

 

 

ADHDの特徴

・忘れ物や物をなくすことが多い。

・約束や時間をも守ることが苦手。

・気が散りやすいため、物事に集中したり、注意を持続し続けることが苦手。

・自分の興味がある事や好きな事には、積極的に取り組むことができるが、集中し過ぎてしまう。

・物事を順序立てて進めることが難しい。

・ソワソワして手足を動かしたり、座っていてもゴソゴソ動いてしまう。

・片付けや整理整頓が苦手。

・衝動的な発言や行動をしてしまうことがある。

 

 

 

③ LD(学習障害)/ SLD(限局性学習障害)

    LD /SLDは、知的発達の遅れや、聴覚・視覚機能に問題はありません。

    単に国語や数学など勉強が苦手ということではなく、 

  「認知能力」や「聞いたり、見たりした物を処理する能力」に偏りがあり、

    結果として「読む」「書く」「計算する」が極端に苦手として表れている障害です。

 

 

LD/SLDの特徴

  学習障害には、

  主に読字障害(ディスレクシア)、書字表出障害(ディスグラフィア)、算数障害(ディスカリキュリア)

  の3種類のタイプがあります。

 

 

◎ 読字障害(ディスレクシア):読むことが苦手

・文字や単語、文章を読むときにどこを読んでいるか分からなくなったり、読むスピードが遅かったりする。

・読んで意味を理解することが難しい。

・飛ばし読み、適当読みをするなど、文章をスムーズに読めず、読み方に特徴がある。

・「め」や「ぬ」、「ろ」や「る」など、形の似ている文字を見分けることが難しい。

・音声にするなど、耳からの情報は理解しやすい場合が多い。

 

 

◎ 書字表出障害(ディスグラフィア):書くことが苦手

・文字の形や大きさがバラバラになったり、マス目からはみ出したりする。

・鏡文字になる。

・書いてある文字を写すことが苦手。

・漢字をなかなか覚えられなかったり、覚えても忘れやすかったりする。

・ひらがなやカタカナでも間違えることが多い。

 

 

◎ 数学障害(ディスカリキュリア):算数、計算が苦手 

・数を数えることが苦手だったり、九九がなかなか覚えられない。

・数の大きい、小さいがよく分からなかったりする。

・繰り上げ、繰り下げが苦手。

・文章問題、図形やグラフが苦手で理解することが難しい。

・時計が読めなかったり、時間が分からなかったりする。

 

 

④ DCD(発達性協調運動障害)

    DCDは、身体機能に問題がないにも関わらず、不器用さや身のこなしの不自然さが見られる障害です。

 

 

DCDの特徴

・身体を動かすことが苦手で、特に野球やサッカーなどの球技は特に苦手。

・身体の動きが滑らかではなくカクカクしており、階段の登り降りがぎこちないなど指摘を受けることがある。

・手先が不器用で、ボタンを留めたり、靴紐を結ぶなど、細かな作業が苦手。

・ハサミや箸を使うことも苦手。

 

 

投稿者: 医療法人社団こころの会 タカハシクリニック

2021.09.29更新

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いわゆる発達障害とかADHDとか呼ばれる、昔にはあまりいなかったようなタイプ、物事を複数でやれない、同時進行でできない、相手の指示をうまく呑み込めないとか、物忘れしやすいとか、そういうものが話題になっていて、本人も「自分はADHDじゃないですか」「発達障害じゃないですか」と精神科に来る人が増えています。もしくは会社に言われてきましたって人も多いんです。

指示を忘れてしまうとか、コミュニケーションがうまくとれないとかイマジネーションが足りないとか・・・・・・要するに人間のコミュニケーションに断絶があるようにお互い思っていて、自覚もあるケース。

現実に診断される人は数少ないのだけれど、その少ない数でも昔に比べれば、病気として診断される人は5倍10倍と言われています。

その背景に、たとえば環境汚染、環境ホルモンの問題だとか、食生活の影響だとか、晩婚化に伴う高齢出産などいろんな問題があると言われています。

それでも、そういう脳に小さな異変があるような子どもたちといえど、子ども時代の遊びの中で修正する、発達しなおす時間というのが昔はじゅうぶんあったんですね。

特にお山の大将がいて、学年を越えて集団で遊ぶっていうのは、そういう症状に対するいいリカバリーに本来はなっていたんだけれども、ガキ大将中心に遊ぶってことは最近見たことがないですね。みんなおけいこごとやお受験だったりで。これだと疑似的な社会組織が学べないんです。だから、子どもが子ども同士のネットワークをうまくつくれないということがある。

遊ぶといってもみんな並んで下を向いてお互い違うゲームをやって会話がないという遊び方をしたりする。でも、お互い向き合って体を使う遊びじゃないとダメなんです。

こういう環境で育ってきてしまっているから、病気とは言えない場合も脳が鍛えられていない。だから、発達の異常がそのまま大人になるまで持ちこされてしまったりする。そういう意味でも、いっぱいいっぱいになりがちな人が増えているとも言えるんです。

 

院長 高橋龍太郎著書『仕事も人間関係も「いっぱいいっぱい」にならない方法』より抜粋

 

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高橋院長のひと言

発達障害は最近増えている印象です。自分でかかえこむことなしに、早めに専門家にかかりましょう。

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タカハシクリニック 院長 高橋龍太郎

 

投稿者: 医療法人社団こころの会 タカハシクリニック

2021.09.16更新

アワアワしそうになったら・・・一瞬で切り替わる深呼吸

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 仕事でも家庭に帰っても立て込んでいて、あれもやらなきゃこれもしなきゃという状態になってしまうことがありますね。こんなときは要注意です。「オン」と「オフ」の切り替えが場所が変わればふつう自然にできるものですけど、家庭に帰っても「オフ」に入らず、一日中交感神経が興奮している「オン」になってしまいます。

これが続くと典型的なストレス過多状態になってしまいます。うまくストレスをやり過ごすには、適宜切り替える知恵が必要です。

自律神経の切り替えスイッチとして、一番簡単なのは、深呼吸です。

意識して深い呼吸をするといいのですが、このときできるだけ腹式呼吸をするように心がけると、いっそう効果が高まります。

 

まずは準備体操です。

腹部をふくらませたり、へこませたりしてください。

腹部をへこませた状態から、深呼吸をスタートします。

頭の中で1・2・3と数えながら、鼻から息を吸って腹部をふくらませます。

カウント3で、吸うのを止めます。

そのまま1〜3秒おきます。

次に、口を開けてゆっくりと息を吐き、腹部をへこませていきます。

吐くときも、1・2・3と数えながら行ってください。

7カウントですっかり吐ききるようにします。

これを5回ほどやると、スイッチ切り替えができます。簡単ですね。

 

ともあれ、男性も女性も、呼吸をするなら腹式で、というのが私のおすすめです。腹式ならば、より深い呼吸をすることができ、体内に取り込む酸素の量が増えます。

すると自然と気持ちが落ち着いてきて、副交感神経のスイッチがオンになるのです。

だからますます気分が落ち着き、脳の血流もよくなって、ものごとを考える力や感じる力、直感も冴えてきます。

 

 

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 高橋院長著書『仕事も人間関係も「いっぱいいっぱい」にならない方法』より、深呼吸のアドバイスをお送り致します。 

 

投稿者: 医療法人社団こころの会 タカハシクリニック

2021.09.02更新

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人間には色々なリズムがあります。ごくまれに「朝から晩まで能天気」という人もいるけれど、それはごく一部の人で、多くの人は午前中調子が悪いとか、夕方グッタリ疲れるとかでしょうね。

人間にとって不快な期間、「不快の重さ」みたいなものが重いと、その日が不快で彩られてしまいます。

ですから「イヤな感じ、自分にとって気持ち良くない」ということをどこまでニュートラルにするか、ということが「気持ち良くいられる最大の秘訣」なのです。

心理学では、恐怖の体験とか、ものすごく不快な体験、高所恐怖症といったことを、自分にとって心地良い、良いイメージをぶつけて中和を図ります。

「不快」をニュートラルにするためには、この方法が、いちばん理にかなっているトレーニング法です。

そして、そのイメージトレーニングを繰り返す。

そうすると結果的に、不快なものが「気持ち良くなる」わけではないけれど、「ニュートラル」になる。

つまり、マイナスがゼロになるということなわけです。もともとプラス五をプラス一〇にするのは結構大変。でも、マイナスをゼロにするのは、平均までたどりつくわけだから、そんなに大変なことではないんですね。人に抜きん出て自分が伸びているところを二倍三倍にするのは超人的な努力だけれど、平均まで行かせてみる。「人並みに、あまり不快を感じないようにする」というのは、そんなに努力はいらない。

 だから、「自分をいつも気持ち良くできる人」というのは、切り替えのすごく上手な人。イヤなことがあると、そのときそのとき別の気持ちの良さとバッティングさせて消し去ることができる人のことなんです。

例えば、「朝、会社に行きたくない」とか「午前中いつも駄目だ、仕事も調子が出ない」のであれば、自分にとって気持ちの良いこと、好きな音楽とか、香り、色、そういうものをその時間帯にうまくぶつけて「中和を図る」。つまり、「中和法」ですね。そういうやり方ができれば、不快感に引きずられるということがないわけですね。

 

院長 高橋龍太郎著書「人生にはしなくてもいいことがいっぱいある」より抜粋

 

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高橋院長のひと言

不快感をなくすことはできません。せめてそれを「どちらでもいい」くらいの感情におとしこむこと。それが大切なことです。 

 

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タカハシクリニック 院長 高橋龍太郎

投稿者: 医療法人社団こころの会 タカハシクリニック

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