院長ブログ

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2025.01.13更新

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自分が本当にやりたい仕事だったら、どんな職場環境であっても頑張れる。

そう言いきれる人は、もしかしたら人間関係が恵まれた環境でしか働いたことがない人なのかもしれません。

もちろん強い意志を持ち、周りの人ともそこそこ上手につきあえる人もいますけれど、どれだけ多くの人が仕事内容ではなくて人間関係で会社を辞めていることでしょう。クリニックにいらっしゃる患者さんの悩みのなかでも、かなり上位に入ります。

もともと日本の会社は家族主義的な「会社は家族、社長は父親」でやってきたので、終身雇用で安定してきました。しかし第三世界の安い労働力と対抗して業績を上げなければならなくなると「成果主義」が言われるようになりました。しかし、成果を評価する上司は純粋に成果を評価する力はなく、家族主義的な情実にからめとられています。

これではどちらもうまくいくはずがありません。今の会社は多様な価値観が混在するカオス状態なのです。人間関係がギスギスするのもやむを得ないとも言えます。

職場のストレスの大半は人間関係と言ってもいいでしょう。

それは若い人にも、中高年の人にも言えることで、双方とも「話が通じない」と断絶を痛感し、心にモヤモヤしたものを抱えていることが実に多いのです。

職場環境の人間関係からくるストレス、不安定な雇用形態から生じる不安感など、働く人々を精神的に追い詰める要素が満ちあふれているというのが現在の日本の姿です。

心身の不調を覚えて心療内科や精神科を受診する人が増えて当然でしょう。

生真面目な性格の人の場合、職場でつらいことがあっても我慢してしまい、なんとかして自分の役割を果たそうと、限界ギリギリまで頑張ってしまう傾向があります。そのために疲労困憊して、うつ症状をこじらせてしまいがちなのです。

責任感が強いため、少し休んで症状が改善すると、すぐまた出勤して頑張ってしまいます。そこで症状がぶり返し、悪化していくケースは多々あります。

最悪の場合は、自殺に追い込まれる、なんていう結果にもなりかねません。

 

仕事から人間関係から生じるストレスは、一晩寝ただけで回復するようなものではありません。回復する間もなく翌日また出勤してしまえば、ストレスも疲労も蓄積していくばかりです。

 

 

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 院長 高橋龍太郎著書『仕事も人間関係も「いっぱいいっぱい」にならない方法』より抜粋

 

 

 

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投稿者: 医療法人社団こころの会 タカハシクリニック

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