~眠れない、寝すぎてしまう…それは体からのサインかもしれません~
睡眠のお悩み、抱え込まずご相談を
「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「日中も眠くてつらい」——そうした睡眠の問題が続いていませんか?
睡眠障害とは、睡眠に関わるさまざまな不調の総称です。「眠れない(不眠)」だけでなく、「眠りすぎる(過眠)」「寝ても疲れが取れない」「生活リズムが乱れて戻らない」といった状態も含まれます。
また、最近はスマートフォンやパソコンの使用による脳の過覚醒や、SNSとの付き合い方が睡眠に影響することも指摘されています。
当院では、患者さま一人ひとりのお話を丁寧に伺い、背景にあるストレスや身体的要因、精神的な病気の可能性も含めて、適切な診断と治療を行います。
大田区・蒲田エリアで睡眠の不調にお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
睡眠障害の代表的な症状
- ●寝つきが悪い(入眠困難)
- ●夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
- ●朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)
- ●日中の強い眠気
- ●睡眠時間は足りているのに疲れが取れない
- ●生活リズムが乱れて戻らない
こうした症状が1ヶ月以上続く場合は、単なる一時的な不調ではなく、「睡眠障害」の可能性があります。また、うつ病や不安障害などの精神的な疾患が背景にあることもありますので、早めの受診が大切です。
睡眠障害の主なタイプと原因
不眠症
最も多いタイプの睡眠障害です。夜眠れない、眠りが浅い、早朝に目が覚めてしまうなどの症状があります。原因はストレスや生活習慣の乱れのほか、うつ病や身体疾患(痛み・かゆみなど)に伴うこともあります。
過眠症
十分に睡眠時間を取っていても強い眠気が続き、仕事や学業に支障をきたす状態です。睡眠の質の低下や、脳の覚醒機能の異常が関係していることがあります。
睡眠時無呼吸症候群
眠っている間に呼吸が止まり、酸素不足によって眠りが浅くなります。いびき、起床時の疲労感、日中の眠気などが特徴です。
治療について
まず、症状に応じては薬物療法を行います。睡眠障害のタイプや生活環境に合わせて、いくつかの選択肢の中から最も適した薬剤を慎重に選び、処方していきます。たとえば、脳の過剰な興奮を抑えるGABA受容体作動薬、体内時計のリズムを整えるメラトニン受容体作動薬、覚醒を促す物質の働きを抑えて自然な眠りを促すオレキシン受容体拮抗薬などがあります。いずれの薬剤も、それぞれ異なる特性を持っているため、効能や副作用については事前に丁寧に説明し、ご理解とご納得を得たうえで治療を進めてまいります。
一方で、薬を使うことに抵抗がある方には、薬物に頼らず生活習慣の見直しによる改善もご提案しています。たとえば、「眠らなければ」と焦らず、眠くなってから布団に入ることや、毎朝決まった時間に起きることを習慣にすること、布団の中では眠る以外の行動を控えることなどが基本となります。また、昼寝をする際は早い時間帯に短時間で済ませること、寝る前にはスマートフォンやパソコンなどの使用を控えることも大切です。当院では、患者さまの生活スタイルや価値観に合わせて、無理のない形で取り組める改善策をご提案させて頂きます。
当院の特長
タカハシクリニックでは、まず患者さまのお話を丁寧にお伺いし、何が不調の原因となっているのかを一緒に整理することから始めます。そのうえで、ご本人の気持ちや生活状況に寄り添いながら、納得のいく治療方針を共に考えていきます。診療は、心療内科・精神科の専門医が担当し、必要に応じて他の専門医療機関や関連診療科との連携も行い、より適切な医療につなげられるよう体制を整えています。
ご相談ください
- 睡眠は心と体の健康に欠かせない大切な時間です。睡眠障害はご自身で気づきにくいこともありますが、日常生活に支障が出る前に、早めの受診をおすすめします。
大田区・蒲田で睡眠の不調にお悩みの方は、どうぞお気軽にタカハシクリニックまでご相談ください。